からだの不調が心配なのは、ふだんの生活にある心配ごとの一つです。
しかし身体面の不調が確かで複数の場合は自律神経失調症の可能性があります。
この疾患には診断基準がなく概念自体が確立されていません。
検査で身体に病変が認められず、明らかな精神科の疾患ではない、しかしいくつかの自律神経系の症状がある時に便宜上、自律神経失調症とされます。
こうした訴えのことを不定愁訴と言います。
自律神経系の症状
頭痛などの疼痛、動悸、めまい、吐き気や多汗、全身のだるさ、肩こり、手足のしびれ、食欲不振、全身倦怠感、不整脈、不眠、など。