はじめに
このコーナーとHP再編の観点をご説明させていただきます。
ここでは、心理カウンセリングや臨床心理学における最新のトレンド、あるいは注目されている話題を詳しくご紹介していきます。
こうしたトピックスでは、よく耳にされているものでも中身が分りにくかったり、もう少し知りたいと思われることがあるかもしれません。またよく知られた情報でも、本来の意味や考え方に変化が生じている場合もあることと思います。
そうしたものを平易で分りやすくお伝えすることを心がけて参ります。
HP再編:カウンセリングをふりかえる
HP再編成の観点についてご説明します。
HPの再編ではカウンセリングの解説に力点を置きました。カウンセリングの技法は、日本の臨床心理士養成大学院では、およそどこでも基本の応答技法として学び身につけて心理実習にのぞみます。心理士の卵だけでなく臨床心理士の多くも、この技法をベースにすることで基礎的な態度や受容・共感の能力を向上させていきます。
そうしたカウンセリング技法の中身について、今回のHP作成では、みなさまには本来の魅力を分りやすくお伝えし、筆者自身はカウンセリング技法そのものを吟味する機会にしたいと考えました。
カウンセリングとは対話であり来られた方とカウンセラーとの信頼形成のいとなみです。信頼の絆ができることで心置きなく内面のふり返りが可能となり、悩みや問題の解決に向けた共同作業が促進されていきます。
「心の回復」と「自分探し」、心理療法の多様性
現在の心理療法は、大きく精神分析と認知行動療法、人間性心理学の諸学派、家族療法・ブリーフセラピーがあり、それ以外にはEMDRや対人関係療法、日本発祥の内観や森田などがあります。多くの心理療法はそれぞれに、アピールポイントを持っています。オールマイティーに優れ完成された心理療法は、現在の所、どこにも存在しません。
心理療法は、どのような問題や症状の解決が求められているのか、どのような面接の進め方の要望があるのか、特別な現場からの特殊な要請があるのかによって選択されます。つまり心理療法には一長一短と利用目的による向き不向きを持っているということです。互いの長所とそうでない所を認め、補い合うものであると考えています。
おわりに
このようなことを念頭に置きながら、今回のHPの再編成を行いました。今後、このコーナーで紹介していくコラムが、皆さまにとって心理カウンセリングがより身近に感じられ、興味・関心をお持ちいただくことに繋がれば幸いです。ぜひ、これからのコラムもあわせてご覧ください。

