みなさまからいただいたご質問を
まとめました
カウンセリングに対するお尋ねが
ある場合はまずはこちらを
ごらんください

どんな症状や問題への対応が得意ですか。アピールポイントは何ですか。

当オフィスは、トラウマ対応、不登校の家族カウンセリング(本人不在の家族面接もOK)、発達障害への対応について等、多数の事例を扱いアピールポイントとなっております。

基本的なお尋ねです。カウンセリング(心理療法)とは、どのようなことをするのでしょうか。

ここでは当オフィスの心理療法の進め方の説明をさせていただきます。カウンセリングそのものをお知りになりたい場合は、カウンセリングをクリックしてください。

カウンセリングの進め方では、初回からの数回がアセスメントです。アセスメントとは、情報収集を行い問題や悩みの理解を深め整理することです。ついで治療のためのカウンセリングが行われ、最終が終結のための話し合いです。

初回からのアセスメントでは、初めての面接で悩みや問題と感じておられることをお話いただきます。それにまつわるできごとや現在のお気持ちがあればお加えください。つぎからの数回で生い立ちやご家族のことを教えていただき、ご希望と必要性に合わせて心理検査が実施される場合があります。この段階でカウンセラーはこられた方の問題の見立てを行います。

治療のためのカウンセリングでは、見立てに従い心理療法が始まります。あなたにふさわしい心理療法が提案され、合意のもとに心理治療が開始されます。

最終の話し合いでは、これまでのカウンセリングをふり返ったり、今後生じる可能性があるできごとを予測したりして、実施したカウンセリングが今後も生かされていくためのまとめの作業が行われます。

心理療法(カウンセリング)と心療内科や精神科では、どこが違うんでしょうか。

心理療法と、心療内科や精神科(医療機関)の診察との違いは大きく二つあります。

まず治療薬の使用の有無と、面接時間です。

医療機関の治療はお薬で行います。心理療法は対話です。認知行動療法は認知(考え方)と行動の修正を行い症状の改善に導くと言っても、こられた方とカウンセラーを結ぶものは対話です。カウンセリングとは対話そのものです。

対話が問題解決の手段となるのは、カウンセラーの専門的な訓練の蓄積が前提となっています。   面接時間については医療機関の初回では30~50分前後の時間が確保されても、二回目からの診察は短時間となるところがほとんどと言えます。

心理療法では対話が問題解決の手段であるため、毎回時間をかけて(50分)じっくりカウンセリングを行います。

精神疾患やこころの問題で援助を求める時、心理療法(カウンセリング)なのか、心療内科や精神科なのか、どういう時にどちらを選べばいいのでしょうか。

どちらを選ぶかは、一つ上のQ&Aでお答えした二点が判断の材料になります。治療にお薬が必要な場合は医療機関であり、カウンセリングのような対話を望まれる場合は心理療法となります。

ただし治療薬を使いたくないからといって統合失調症や躁うつ病、うつ病では、医療機関への受診は必須であるとお考えください。また躁うつ病やうつ病の方が医療機関に通いながら、心理療法もお受けになることは珍しくありません。統合失調症も同様です。

心理療法の有効性が期待される精神疾患は、PTSDや複雑性PTSDなどのトラウマ、適応障害、解離性障害、摂食障害、自閉スペクトラム症や学習障害での困りごと、不登校の問題に強迫性障害などです。

強迫性障害には治療薬がありますが、問題の完全な改善をお求めの場合は、認知行動療法と森田療法の有効性が期待できます。

日常の、どんな小さなできごとでも相談にのってもらえますか。

どんなことでも、カウンセリングさせていただきます。気がねされることなく、ささいなことでも何でもお気軽にご相談ください。ご家族の問題から恋人や友人との人間関係をはじめ、学校や職場での人間関係も含まれます。どうぞ、どんなことでもご相談ください。

病院(医療機関)に通いながら、カウンセリング(心理療法)を受けることは可能でしょうか。

可能です。通院しながら当オフィスにお越しになる方は何人もおられます。7~8割の方が医療機関に通っておられます。医療機関のご紹介を、ご希望の場合はお申し出ください。いくつかの医療機関の中からご希望に沿ってご紹介させていただきます。

カウンセリング(心理療法)の他に、どんなことができますか。

心理療法以外では、心理検査を実施しております。心理検査の目的を一言でいうなら「知らない自分を知ること」にあります。性格検査と知能検査をご用意しています。発達障害の検査をご希望の場合でも検査は可能です。どうぞご希望をおっしゃってください。

心理検査(テスト)について、教えてください。

心理検査は、ネットの心理テストと同じ印象があるかもしれませんが、臨床心理士が行う心理検査は信頼性と妥当性があり、統計に基づいたものです。

信頼性とはその検査を同じ条件で繰り返し実施しても同じ結果が得られることです。妥当性とは測りたいものがきちんと測定されることです。

性格検査はロールシャッハ、バウム、風景構成法で深層心理学がベースでも特別な背景理論はありません。全般的な感情や認知のあり方をみていきますが、評価の仕方によっては詳細な所までみることが可能です。

K式発達検査の本来の目的は、乳児から子どもの年齢に応じた動作と言葉の獲得、認知や社会性のあり方を把握して生活に還元することです。

ウェクスラー式知能検査の特色は、個人の知的能力だけでなく知的能力の中身である知的特性が指標として示されることにあります。

何か準備をしていかなければなりませんか?

特に何かをご用意していただく必要はありません。それでも事前に何かを考えておきたいとお思いの場合は「カウンセリングに行ってみたいと思われたこと」をまとめて頂ければ幸いです。

1回の相談時間はどれくらいですか?

個人面接(カウンセリング)は50分、家族面接とEMDRは90分が基本です。

健康保険証を持参の必要はありますか?

当オフィスは医療機関ではありません。保険証は使用できません。

カウンセリング(心理療法)への同伴のお尋ねです。家族や友人、パートナーの同伴は可能ですか?

可能です。父母や兄弟・姉妹に友人、伴侶や恋人にパートナーでもOKです。そうした面接が家族面接やカップルカウンセリングです。

ただ小さなお子達づれは、ご遠慮くださると幸いです。当方で面倒を見させていただく余裕がないからです。こう記すと子どもさんの心理療法や検査はできないものと勘違いさせてしまいますが、そうではありません。小学生のカウンセリングは実施しており、幼児さんでは、5歳を過ぎてからのWISCとK式発達検査は実施しております。

当日予約せず、いきなり行っても大丈夫ですか?

日によっては、空いている時間帯もありますが、大抵、一日中予約はつまっています。せっかく来室されても、ご予約がないとお会いできないことがほとんどです。そのため、必ず事前に電話等でご予約頂いてからお越しいただくとありがたいです。

相談の回数やカウンセリングの修了は、誰がどうやって決めるのですか?

相談回数は、相談にこられた方とカウンセラーとの話し合いで決めます。回数は相談の難易度と終結のあり方をどのように考えておられるかで結論が決まります。そのため話し合いのイニシアティブはこられた方が持っておられます。

修了も同様です。最終の話し合いでは、今後生じる可能性があるできごとと実施したカウンセリングが修了後も生かされることを話し合います。そのため、修了(卒業)時期は、カウンセラーも見積もりますが、修了のお心づもりをお持ちになれば、予めお知らせ頂くと幸いです。

カウンセリングの回数はどれくらいでしょうか。

症状や問題の重さと終結の姿の捉え方によって、回数は様々です。

短期でも症状と問題がほぼ完全に終結できたと考えられるのは、EMDRをご利用の場合で7~10回程度です。このような方はトラウマが主訴で、医療機関では手に負えなくても、こうした短期間で問題が解消されます。

終結のあり方をある程度納得ができる形で終えたいとお考えの場合は、数ヶ月~半年程度で場合によっては数年に及ぶことがあります。

駐車場はありますか。

専用の駐車場はありません。最寄りコインパーキング、等をご利用ください。もしも車でお越しの場合は事前にお知らせください。